2019/4更新
マルタ共和国は地中海に浮かぶ島ということで、ハワイのように常夏というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には冬はかなり寒くなります。
もちろん日本のような寒さではないですし、寒い期間も限られています。
マルタの建物は石造りであることが多く、隙間風がはいったりエアコンがなかったりすることもあるので、真夏以外は夜は寒さをしのげる用意を必ずしてください。
随時お天気を確認するときは、以下のサイトが便利です。
■マルタの1月〜2月
日本の冬と同様、かなり寒くなります。厚いダウンやウールの靴下、ニット帽なども用意してください。雨や嵐も多く、水はけがわるいため、長期滞在される方は長靴も現地で調達されると重宝します。短期で行かれる方も、海沿いの道が川のようになり、くつが水浸しになることもあると覚えておいてください。ホッカイロも重宝します。
2019年1月には、大雨の日に海沿いを歩いている男性が波にさらわれる事件もありました。たかが大雨とたかをくくらず注意してください!
■マルタ 3月の服装
3月にもなれば黄色い花が咲き乱れ、「春がきたな〜」という感じがしますが朝晩は冷え込みます。日中は上記画像ぐらいの服装でOKですが、外を歩くとだんだん暑くなりますので、Tシャツにカーディガンなど、体温調節ができるものが良いでしょう。
夜は昼間より冷えるので冬用コートは必要。冬の寒さで冷え切った石造りの建物が室内を冷やしますので、朝晩はもちろん、昼間でも室内で厚手のトレーナーなどを着込んだり、インナーにヒートテックを着たりします。(外は太陽があたって暑くても室内がひんやりすることも)
■マルタの 4月〜6月
暖かくなってきますが、3月同様、冷え込みに対する対策は必要です。
2018年3月末ごろは、昼間半袖で大丈夫でしたが、2019年4月11日、マルタにいる方からこんなメッセージが届きました。
「今日はやっと朝から暖かいマルタです。早く半袖になりたいです!雨が降ると地面や石造りの建物が冷えるのか、すぐに寒くなります。今日もヒートテックに薄手のウールセーター、タイツにタイトスカートといういで立ちです。さらに薄手のダウンもはおっています。」(2019/4/11)
これからもわかるように、暖かいイメージのあるマルタですが、4月半ばにさしかかっても長袖で過ごす年もあります。
一方、北欧やロシアから来た人は半袖やノースリーブ。4月下旬から海水浴を楽しむ人もいるようですが、日本人にはたぶん難しいでしょう。しかし温度が上がれば泳げますので、念のためこの時期は水着を持っていくとよいとおもいます。
■マルタが最も暑い時期。7月~9月初旬
■9月後半~10月の服装
ヨーロッパ諸国は新学期が始まる季節。バケーションできていた人が帰国してマルタ国内は少し落ち着きを取り戻します。 9月はまだ海水浴もできますしホテル価格も落ち着いてくるのでねらい目です。
10月は完全にオフシーズンにはいります。ヨーロッパの人がいなくなる分、日本人にとっては旅行の季節で、マルタにも多くの日本人旅行者を見かける時期かもしれません。
海に入るには寒くなりますが、町散策などには良い時期です。
■マルタも冬の準備に。11月~12月
少し寒くなりはじめ、冬の始まりを感じさせ、雨が降ることも多くなってきます。マルタは海に囲まれた島国ですし、排水設備などのインフラが日本ほど発展していないので、ひとたび雨が降るとなると嵐のようになることもあり、海沿いの車道には高波が覆いかぶさることもあります。
そうなったらあまり外には出ないほうが賢明。もしどうしてもでなければならない時は、なるべく海際を歩かないようにしてください。傘は役に立ちません。かなりしっかりめのレインコートがおすすめ。
また、ショートでもいいので長靴があるとよいでしょう。
※2015年は暖冬だったそうで、日中はTシャツで過ごされたという現地情報もあります。
※以下は2017年のマルタお天気情報です( 気象庁ホームページより)。
1月はかなり降水量が上がっています。10月も海水浴が十分できる気候ですが、11月になるとぐんと涼しくなるのがわかります。