シーフード
最近では日本のスーパーでも「マルタ産マグロ」が見られるようになりましたが、マルタは地中海に囲まれた島ですから、どこででも新鮮でおいしいシーフードをいただくことができます。カニやエビのパスタやスープが絶品です。
季節がよければ「マルタのうに」も楽しんでください!
うにはマルタ語で’Rizza’、英語では’Sea Urchin’といいます。お店でうにのお料理がないか、聞いてみてください。
シーフードたくさんのパスタ @マルサシュロックの落ち着いたレストラン 約12ユーロ(2015年当時)
ウサギやタコ料理
マルタの料理と言えばウサギ肉やタコが有名です。特にタコは日本のものと比べても格段に柔らかく、ぜひトライしていただきたいです。英語ではRabbit(ラビット)、Octopus(タコ)といいます。
リコッタチーズ
リコッタチーズをふんだんに使った料理も有名で、リコッタチーズが入った甘くないチーズケーキ(パンのようなもの)やパスティッツィと呼ばれるパイ包みのようなものもあります。
ヤギのチーズ
リコッタチーズより少しクセがありますが、マルタではヤギのチーズも特産品。特にゴゾのヤギチーズは有名です。チーズの周りにコショウやハーブがまぶしてあるものも。お土産屋さんなら試食させてくれるところもありますので、お気に入りを探してください。
マルタ名物ビール、CISK(チスク)
マルタでビールといえばCISK。とても軽くて何杯でも飲めそうなラガータイプです。
夏は日差しがとても強いマルタですから、冷たく冷えたチスクで暑さをしのぎましょう!
マルタのパン
一般家庭には毎朝出来立てが配達されるというマルタパン。外はカタいのでフランスパンのような感じかなと思いきや、中はもちもちしていてとてもクリーミー。あまりのおいしさに食べ過ぎにはご注意を!
マルタワイン
一部では「マルタのワインはおいしくない」なんていう誤った情報があるようですが、それはきっと選び方が悪かったのでしょう。
マルタのワインはおいしいです!しかもフランスのシャンパンと同じ製法で作られたスパークリングワインという逸品もありますのでワイン好き・シャンパン好きの方は必見です。
「パスティッツィ」「ソーセージパイ」
これはいわば「マルタの食べ歩きフード」で、町のいたるところで下記のような店舗があります。地元の人になった気分で、庶民の味を楽しみましょう!
マルタ人のオススメはラバトのクリスタルパレスとのこと!イムディーナから徒歩で行けますのでぜひ行ってみてください。(以下クリスタルパレスの店内)
マルティーズコーヒー(マルタコーヒー)
カフェに入れば日本と同じように「エスプレッソ」や「カフェ・ラテ」などがありますが、もし「Maltese coffee」というものがあれば要注意!「コーヒー」という名がついているものの、リキュールがはいっている「お酒」ですので、お酒が飲めない人や運転している人は頼めません!
コーヒーの上にクリームがのっていて、見た目は普通においしそうなウインナーコーヒーみたいな感じ。しかしそこに入っているのが、サボテンの実からできたリキュールなのです!他の国でもコーヒーにリキュールを入れるところはありますが、マルタではここでも「サボテン」が登場します。
プリニョータ(PLINJOLATA)
毎年2月に行われるマルタカーニバル期間だけ食べられる、マルタの伝統的なお菓子です。アーモンドの粉でできていて、そこにナッツやフルーツを加えたもの。
日本人の味覚では「甘すぎる~!!」という感じのようですが、名物ということですのでカーニバル期間中マルタに行かれる方は、ぜひ試してみてください!
その他にも「サボテンの実」(Tal-Bajtar)という変わり種も。スーパーにも売っているそうですので見つけたらチャレンジしてみてください!
メニューの表記
Aljiotta(アリオッタ):魚介のスープ
Tuna(ツナ):まぐろ
Tigieg:チキン
Rabbit(ラビット) :ウサギ料理。ワイン煮込みのようなお料理が多いようです。
Bragioli(ブラジオリ):玉ねぎ、ソーセージ、トマトの牛肉巻き
Timpana(ティンパーナ):マカロニ・パイ
Lampuki(ランプーキ):白身の魚
Swordfish(ソードフィッシュ):メカジキ
Rizza/Sea Urchin(リッツァ/ シーウーチン):うに
Octopus(オクトパス):たこ
Tal-Bajtar:サボテンの実
Bebbux:エスカルゴ