マルタのビーチで遊ぼう!

コミノ島のブルーラグーン、ゴゾ島のラムラ湾、マルタ島のゴールデン・ベイやメーリッハ・ベイ、そしてスリーマの海岸まで盛りだくさん。

マルタ共和国は小さな国ですが、美しい地中海に周りを囲まれているのでたくさんのビーチがあります。日本人がイメージする「ビーチ」はたいてい砂浜だとおもいますが、マルタのビーチは「岩場」がほとんど。ちょっと慣れないビーチかもしれませんが、水の美しさは感動的です。

★まずは注意事項!
1.  マルタ島で泳げる季節は6月〜9月。5月や10月も泳げなくはないですが、ちょっと水が冷たいかもしれませんのでご注意を。また泳げるシーズンはどうしても混み合いますので、人混みを避けたい方は早朝か夕方以降がねらい目です。

2. ビーチには荷物を預けるところは限られています。コインロッカーがあっても小さいもの。大きなカバンははいりませんし、全部使用中ということも。思いっきり海で楽しみたいならカメラや携帯は持参せずにいきましょう。何か持っていくと、「盗られないかな・・・」とドキドキしながら遊ぶハメになります!

3. うきわは持っていくとよいでしょう。とにかく海がきれいでずっと遊んでいられるのですが、ずっと泳いでいると疲れます。何も考えず浮いていたい人は街中で買っていくとよいですね。

4. 日差し対策してください!夏はとにかく日差しがきつく暑いです。帽子やサングラス、脱水防止のための水はもっていきましょう。パラソルが借りられるところもありますが在庫ゼロのことも。簡易テントが便利です。

 5. 海は特にこみあいますので朝早くにいくことをおすすめします。

6. 海でゆっくりしたいひとは、1日であちこち回る「ツアー」だと限られた時間でしか満喫できませんので、ツアーでないほうがよいかもしれません。

7. マルタの海にもクラゲがいますのでご注意を!

ブルーラグーン(Blue Lagoon) /コミノ島

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夏の期間しかフェリーが出ていないので注意してください。
どのビーチも大変美しいのですが、コミノの「ブルーンラグーン」は格別だという声が多く、行ってみる価値は大です!マルタの中心からはゴゾ島にいくのと同じフェリーでまずチェルケウア港まで移動し、ブルーラグーン行きのクルーズにのりかえましょう。ゴゾ島からもボートがでています。
ブルーラグーンビーチは10軒ほどの飲食店屋台がでています。一人20ユーロぐらいあれば、お昼を食べたり飲み物を買ったりする分には十分かと思います。
パラソルビーチチェアは有料で借りられますが、ヨーロッパの人は一日中チェアに寝転んでくつろぐため、限られた数のチェアをうまく確保するのは難しいかもしれません。
砂浜ではなく岩礁なのと、とても狭いビーチのため、ゆっくり浜辺でくつろぐというよりは、きれいな海水を楽しむつもりで行ってください。
映画「トロイ(Troy)」が撮影された場所としても有名です。

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ホンド/ゴゾ島(Hondoq Bay)/ゴゾ島

『世界さまぁ~リゾート』という番組でも紹介された「ホンドベイ」は透明度が抜群!2m~6mの飛び込みができるとあって人気のスポットです。ゴゾ島の中心地、ビクトリアからバスで約1時間。

2017年8月現在、303のバスがホンドベイまで行くようです。

ホンドベイの口コミをTrip Advisorで調べる

ゴールデン・ベイ(Golden Bay)/マルタ島

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マルタ本島の西側にあるビーチ。エリザベス女王がハネムーンで来られたことで有名です。
マルタではめずらしく砂浜のビーチで、長く続くきれいなビーチはリゾート感を盛り上げてくれます。町中からは少し遠いですがバスで行くことができます。ゴールデンという名の通り、少し赤い感じの砂浜で、夕焼けに照らされるときらきら金色に輝いて見えます。遠浅のビーチなのでお子様連れのかたも安心です。
マルタの中心地からバスに乗り、ゴールデンベイのバス停で降りるともうそこがビーチ!
5つ星ホテルのラディソンホテルがあり、ホテルのカフェから眺める海はきっと最高の思い出になることでしょう。

Ghajn Tuffieha Bay/ゴールデンビーチ側/マルタ島

ゴールデンベイの隣にある小さな砂浜のビーチ。ゴールデンベイからはトレッキングのような感じで行くのですが、時期によっては人が少なく、穴場のビーチです。

  

写真(上2枚)のように約190段もの階段があるためか、観光客が少ない雰囲気。観光地というよりは、地元の人が遊びに来る雰囲気です。ビーチにはカフェもありますので、ゆっくりくつろぐことができます。

パラダイスベイ(Paradise Bay)/マルタ島

メリーハ(メリハとも書きます)エリアにあるパラダイスベイは、マルタ島の最北端にあたり、ゴゾ島を望む比較的静かなビーチです。とはいえこちらも数少ない砂浜ビーチですので、綺麗な海と砂浜をもとめて朝早くから訪れる人もたくさんいます。

周りにはホテルやレストラン、バーもあり、子供連れでも大人だけでも楽しめます。周りが岩の断崖絶壁で囲われているため、穏やかな波が特徴で、ダイビングスポットとしても有名です。

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 ラムラ湾(Ramla Bay)/ゴゾ島

マルタ島のゴールデン・ベイ同様、数少ない砂浜ビーチの一つです。こちらはゴゾ島にあるので、マルタからはまずマルタの端、シルケイワまでバスで行き、フェリーに乗り換えてゴゾ島にいきます。ゴゾ島からはビクトリア(ゴゾ島の中心地)までいくとどこにでもバスがでていますのでラムラ湾にいくバスもあります。運が良ければフェリーでついた場所から直接ラムラ湾にいくバスもあるようですのでついたら確認してみてください。
ラムラ湾は砂浜ですが、海に入ると海底はごろごろした石になるので、ちょっと歩きづらいのです。やはりここでも浮き輪などがあるとより楽しめると思います。
売店やカフェは数軒あります。

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アズールウィンドー(Azure Window)/ゴゾ島

数千年の風と波の浸食によって出来た天然のアーチですが、残念ながら2017年3月に風などの影響で崩壊してしまいました。
アズールウィンドーの手前にある岩場の海岸線には、ところどころに海水浴スポットがあり、美しいブルーの海を楽しむ人も少なくありません。バスツアーで立ち寄る場合は短時間なので海に入るのは難しいかもしれません。
海に立ち入るまでの道はとにかくごつごつした岩場で歩きにくいです。ビーチサンダルなどではケガをしてしまう可能性もありますので、歩きやすい靴をおすすめします。

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2017年まではこんなにきれいなアーチでした

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メーリッハ・ベイ(Mellieha Bay)/マルタ島

マルタ島北側のビーチ。こちらも数少ない砂浜ビーチ。ゴゾ島へのフェリー乗り場近くにあります。
一説では海の透明度がイマイチという声もありましたが、天候によるのだと思われます。こちらのビーチも遠浅でお子様も安心です。

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スリーマの海/マルタ島

スリーマといえばレストランやショップがならび、ゴゾやバレッタへのフェリー乗り場がある場所。しかしそんな街中でも海水浴をすることができます。しかしこちらは砂浜ではなく岩礁。岩場も慣れれば砂が足につきませんし、バーベキューなどもできるとあって、長期滞在者や地元の人には人気です。

なにより気軽に行けるというのが一番のメリットでしょう。

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