マルサシュロックはマルタの代表的な漁港
地中海に囲まれたマルタに行けば、必ず試したいのが「シーフード料理」でしょう。
もちろんヴァレッタやスリーマなどの町中でもいただけますが、地元の人も食事に出かける漁港でいただくのが一番!
最近は観光客も多くなっていますが、まだまだローカル色が強く、宿泊施設は少ないのでご注意ください。
マルサシュロックへの行き方
マルサシュロックへは公共のバスもはしっており、バレッタからは約40分で到着します。日中は1時間に3本ほど走っていますが、夕方遅くなると本数も少なくなってきますのでご注意を。
私たちはスリーマから「周遊バス」に乗って出かけてみました。朝早くから出かけ、ランチをマルサシュロックでとれるようなスケジュールで出かけるとよいでしょう。ランチのあとゆっくり散策するもよし、バスを乗り継いでほかの場所へ観光に出かけるもよし。
カラフルな漁船をバックに写真撮影!
マルサシュロックについて目に入ってくるのは海に浮かぶカラフルな漁船。青・黄色・赤と大変鮮やかで、美しい地中海に映えます。船にはフェニキア時代から現代まで続く「魔除け」の意味を込め、船や航海を守る「オシリスの目」と言われる目が描かれています。
昔はマルタ全域で使われていたようですが、今でもこの漁船を実際に使っている地域は少ないようで、マルサシュロックで見られる光景は貴重なのです。この頃は日本にも「マルタのまぐろ」が輸入されるようになりましたが、現在地中海では輸出用のまぐろ養殖も盛んだそうです。
マルタのマーケットでお土産を!
マルサシュロックのマーケットはいくつかあります。
①Waterfront Market: 観光客向けのグッズやお土産物が売られるマーケット
②Sunday Fish Market(日曜の朝市): 早朝~午後。魚介や野菜、花などを扱う業者が店を出す
私たちが行った日は①の「ウォーターフロントマーケット」が開かれていました。マルタは「リネン」や刺繍も有名で、特にマーケットで探せばリーズナブルに手に入れられます。安い上に軽いので、お土産にぴったりです。そのほかにもオリーブオイルや塩などもマルタの名産。ただしちょっと重いので買い過ぎにはご注意を!
昔は男性が漁業に出ている間に女性は刺繍をしていたため、ハンドメイドの刺繍グッズが名産だったのですが、最近では機械編みも多くなっているということです。その分安く手に入りますが、ハンドメイドのものをマーケットで見つけるのは難しいかもしれません。
※マーケットではスリの報告が時々ありますので、口の開いたかばんは使わない、スマホを見ながら無防備に歩かない、ブランドバックを持ち歩かない、現金は分けて持つ、大金を持ち歩かない等、気を付けてください!
ランチタイムはシーフードを!
待ちに待ったランチタイム!海沿いにはテラス席を用意したレストランが立ち並びます。天気がよければマルサシュロックの風を感じながらの食事もすてきです。
私たちはとにかく「おいしいものが食べたい!」ということで、評価の高い「Tartarun」へ。開店少し前に行ったら、入口のところで待っててねといわれ、待つこと10分。
開店と同時にたくさんのお客様が。グループで来ている人たちもいました。
その他、マルタでおすすめのレストランページも是非ご覧ください。
マルサシュロックで観光する場所はそう多くありませんので、マーケットに1時間、ランチに2時間、散策・カフェに1時間、というぐらいで回れると思います。ぜひ行ってみてください!
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